スクラッチアートにハマっているイマムラアユムです
前回の記事ではドラえもんのスクラッチアートに挑戦しました。
今回はベルサイユのばらに挑んでみることに…!
麗しきスクラッチアート…
ベルサイユのばら
(オスカル&マリーアントワネット)
購入価格は税込みで1,620円(2019年9月に購入)
Amazonでポチっと購入しました。
真っ赤なパッケージについつい惹かれてしまいまして。
(こんなに目立っているスクラッチアート、他にないんじゃなかろうか…?)
早速削ってみた感想を書いていきますー。
「ベルサイユのばら」スクラッチアートに入っているもの
・スクラッチシート…6枚(B5サイズ)
・オリジナルペン…1本
中に入っているものは、ペンとシートのみでしたね。
「ベルサイユのばら」革命のスクラッチアートは、パッケージの派手さも特徴なのですが、シートのデザイン自体も派手…
いや、麗しいのです。
スクラッチシートのイラストは、週刊マーガレットに連載していた当時の表紙や、付録のポスターで使用されていたもの。
ちなみにホログラム仕様のシートが2枚。
カラーのイラストシートが4枚入っています。
オリジナルペンはよく冊子に付属されているようなタイプではなくて、ちょっと個性的な麗しいデザインのペン。
ペン先の、「くびれ」のあるフォルムがセクシーですね。
ペンの後ろはニードル。
細い線は、このニードルを使えばキレイに削れます。
(※かなり鋭利なので、サクッと指に刺さります。気をつけてください)
では1枚ずつ削っていきましょう。
「ベルサイユのばら」スクラッチアートを削っていく
削り方としては、線削り→全削りの順番で削りました。
「ベルサイユのばら」は、アレンジして面削りできる部分が少ない印象。
なので今回は線削りした後の面削りはなしで、そのままシートを全削りしています。
1枚目:’73年週刊マーガレット13号表紙
オスカルとマリーアントワネットが描かれた、真っ赤なシート。
実はこのスクラッチアートをすべて削り終わった後に、「ベルサイユのばら」を初めて読んだのですが…
オスカルかっこいい…!
(*´Д`)ハアハア
マジで超かっこいい。惚れた。
(てか、オスカルって女性だったのですね…それさえ知らずに削っていた)
今この記事読んでいる方で、「ベルサイユのばら」のマンガを読んだことがない方はいないと思いますが、もしいらっしゃったらぜひ読んでください!!
マジで感動します。
読んで損はないです。
「だからこんなに人気なんだ…!!」って、読み終わったあとに納得できるマンガです。
そして…削り始めてすぐに思ったことが1点あります。
…ぶっちゃけさせていただくと、このペンだとちょっと削りにくい。
上の青いペンが、よくあるスクラッチペンの形状…だと思います。
青い方の形のペンで今まで削り慣れてしまったためか、ベルサイユのばらのオリジナルペンではなんだか調子が狂ってしまい、上手く削ることができませんでした。
もし最初に使用したペンがベルサイユのばらのペンであれば、「削りにくいな…」と感じることはなかったのかなと思います。
削り始めて10分経過したころ、別途Amazonで購入したスクラッチペンを取り出す。
やはり削りにくさが気になって、いつも使い慣れている形状のペンで削ることにしました。
ちなみに私が購入したペンセットはこちら↓
かなり細かく削らなくちゃいけない線も多いのですが、そこはニードルを使えば楽に削れましたね。
完成です!!
作業時間は約3時間。
赤いシートの上に輝く、金色のオスカルとマリーアントワネット…!!
色んな意味でめちゃくちゃ神々しい…。
こんなに派手な、いや麗しいスクラッチアートって他にないと思います。
まさしく革命のスクラッチアート…!!
線が細かい部分が多いので、そこをニードルで削る作業が結構根気いりましたね。
全削りしてみると、すべてが金色の彼方に消え去った…。
お疲れ様でした。
2枚目:’75年週刊マーガレット43号表紙
お次は青いシートの上に描かれた、オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ。
(オスカルを愛しすぎてフルネームで紹介したくなった)
完成!!
作業時間は約2時間。
青いシートの上に輝く金色のオスカル。
青×金の組み合わせって本当に「麗しい」感じがして、とても良いですね。
これは額縁に入れて玄関に飾りたい(魔除けになりそう)
オスカルの後ろのイラストが細かいので、ここをニードルでチマチマ削っていくのが大変でしたね。
目の部分もめちゃ細かいのですが、「これはさすがに無理」っていうところはあきらめて削り潰しました。
全削りすると、これも金色一色に。
3枚目:’73年週刊マーガレット39号表紙
3枚目は黒シートにオスカル。
このスクラッチアート、どちらかと言えばマリーアントワネットよりも「オスカル推し」ですね。主人公だからそりゃそうか。
…というか、スクラッチアート制作者の「ベルサイユのばら」に対する愛情をひしひしと感じるのは私だけだろうか。
ペンの形といい、シートの彩色といい、こだわりに愛を感じる。
もしかしたらオスカル推しのベルばらファンが、スクラッチアートの制作に携わっていたのかもしれませんね。と、勝手に妄想。
3枚目も完成。
作業時間は約2時間半。
このシートはホログラム仕様ではなく、普通のカラーシートですね。
他のシートでも同じなのですが、オスカルのこの肩の「モシャモシャ」を削るのが大変なんですよね。ニードルでチマチマ削らないといけない。
まあそれが楽しかったりするのですが。
これは…!
全削りすると美しいフルカラーのイラストが明らかに!!
このシートに関しては、全削りして部屋に飾りたい。
4枚目:’74年週刊マーガレット42号の付録ポスター
4枚目はオスカルとマリーアントワネット。
背景の「ひし形」部分を削るのが楽しかったですね。
削っていくとキレイなグラデーションカラーが下から出てくるので、削れば削るほどテンション上がりました。楽しい。
完成がこちら。
作業時間は約3時間ですね。
全体的に細かい部分が多いので、ニードルで丁寧に削っていきました。
全部削るとフルカラーの美しい2人の姿が…。
ベルサイユのばらを全巻読み終わったあとに見ると、泣けてくる。
5枚目:’73年週刊マーガレット25号表紙
ここからはシートが白色になります。
キラキラ背景の中にたたずむオスカル氏。
ちょっと驚いたのですが、この白色のシートだけ削った時に引っ掛かりがあるというか、ペンの幅よりも広めに削れてしまう時があるんですよね。
引っ掛かりによって、削れて欲しくない部分まで削れることもありますので、白いシートを削る時は少し慎重に削った方が良いかと。
完成です。
作業時間は約2時間。
オスカル氏の目と髪の毛、甲冑の模様部分はニードルも使用しながら削りました。
そして全削り。
なんと、このシートは削ると抽象画のような絵になってしまいました。
これはこれで芸術を感じるので、アリっちゃアリ。
もしアレンジで面を削るなら、オスカル以外の背景を削ると良いかもですね。
6枚目:’72年週刊マーガレット21号表紙
ベルサイユのばらスクラッチアートラストは、マリーアントワネット。
これは若かりしときの姿かな。
完成。
作業時間は約2時間半。
削る箇所によって、グラデーションかかったように色が変わっていくのが面白かったですね。
目の中を削るのが一番しんどかった…。
全削りして気付いたのですが、目の部分だけやけに細かく配色されているんですよね。
…と、いうことはこれ、細かく目の部分を削らなくても(少しくらいミスっても)、ちゃんとキレイに見えるような配慮をされていたのではなかろうか。
やはり制作に関わった人は只者じゃないな…。
「ベルサイユのばら」スクラッチアートを削ってみた感想まとめ
・制作者の「ベルばら」への愛を感じる
・オリジナルペンは個人的に削りにくかった
・飽きることのない個性豊かなシート
・額縁に入れて飾りたい麗しさ
難易度的には初心者向けではないかな、と思いました。
細い線が多いので、丁寧に削らなくてはならないぶん時間もかかるんですよね。
難しすぎるわけではないのですが、ニードルを多用しなくてはならないという点を踏まえた上で中級者向けかな。
「ベルサイユのばら」スクラッチアートはこんな人におすすめ
・ベルばらファン
・オスカル様を愛してやまない人
・麗しいスクラッチアートを削りたい人
・少しだけ難しめなシートに挑戦したい人
・ニードル使うのに慣れたい人
私はこのスクラッチアートで「ベルサイユのばら」に興味を持って世界が広がったので、本当に買って良かったです!
オスカル様素敵!!
商品情報
・名称…「ベルサイユのばら 麗しきスクラッチアート オスカル&マリーアントワネット〈スクラッチアートブック〉 (バラエティ)」
・購入価格…1,650円(税込)
・購入場所…Amazon
・発売日…2019年6月3日
・出版社…エムディエヌコーポーレーション
以上!
ベルサイユのばらのスクラッチアートを削ってみた感想でした!!
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